ワンルームを販売している会社は自社で賃貸管理を行っている会社が大半です。
集金代行やサブリースと契約形態は様々ですが、お金の流れは以下の通りです。
入居者は賃貸管理会社に賃料を送金します。
その後、賃貸管理会社はオーナー様へ送金します。
入居者は翌月分を月末までに、賃貸管理会社は当月分を決まった日に送金します。
一般的な話ですので何も無ければトラブルにはなりません。
問題は賃貸管理会社に一度賃料がプールされてしまう点です。
販売会社は支払期日を決めて物件を仕入れます。
仕入れの時は手付金だけ支払い、残代金は期日(約3か月後)に支払います。
期日までに売れれば問題ないですが、売れないと在庫になってしまいます。
勢いのある販売会社でよくあるパターンですが
仕入れを大量にしたが、販売が思うように伸びず支払いに困り、倒産寸前。。。
「月末の支払い、どうしよう・・・・。」
この支払に困っている販売会社に賃貸管理部門がある場合、手を付けてはいけないはずの賃料に手を出してしまうのです。
一度、手を付けたら終わりです。
管理戸数は会社によって様々です。
例えば1000戸の管理を持っている会社の場合、
1戸当たりの賃料が8万円とすると毎月8,000万円が会社の口座に入ってきます。
本来であれば手数料を引いたものをオーナー様に送金します。
手を付けることはもちろん犯罪です。
徐々にオーナーへの送金が遅れます。
最終的には全く送金されなくなります。
その後、倒産という流れです。
賃貸管理会社からの送金が一日でも遅れたら
その会社を疑ってください。
担当者に内容を確認してください。
電話に出なかったり、あたふたした対応なら管理を外す事をお勧めします。